今回は社労士業務とは全く関係ありません・・・Bo Rhapが熱すぎて、どうしても一文書きたくなりまして。

 映画公開2週目で1度見て、以降ずっとハマってて、たまらずに今回2度目。5回も10回も見る熱狂的なファンの方には及ばないですけど。

 

 21世紀フォックスのオープニングからコテコテのQueen Sound、いきなりテンション上げられますよね(笑)

 映画館で大音響で聞いて、『この歌、こんなに良い歌だったのか!!』と再認識した歌もいくつかありました…「Somebody to Love」とか「Love of My Life」とか…

 

 元々、自分が一番好きなギタリストがBrian Mayでして。

 大学時代に音楽サークルで主にギターを弾いていたのですが、超絶テクはとても足元にも及びませんし、仮に市販のギターにエフェクターを1~2個つけたみたところで、Red Specialっぽい音はとても出せないと思います。

 そもそもBrianは、ピックの代わりに「コイン」を使って弾いてるって有名なんですが、ギターを少しでも弾いたことのある人なら分かる思うんですけど、そんな幅の厚いものを使って速弾きするとか、手袋つけてピアノを弾くくらいにあり得ない話しで…

 Brianのプレイで特に好きなのは、「A kind of Magic」「Brighton Rock」「Play the Game」、そしてやはり「Bo Rhap」でしょうか。

 そのGuitarとVocalとChorus、特にこの3つの要素が、素人には著しく再現が困難なので、サークルの内外でもQueenのコピーバンドとか、ほぼ聞いた記憶がありません。

 

 映画に関するいろんなトリビアもネットで見たりしていると、「Bo RhapはFreddieがG(ay)をカミングアウトした曲である」というのがあって、改めて訳詞を見ながら聞いてみると…なるほどと思いました。

 ♪Didn’t mean to make you(=Mama) cry とか、LGBTの人が抱える苦悩そのものなんじゃないかと感じますし。

 このQueenというバンドは、今でも本国メディアからは良く書かれないことがあるようですが、それはやはり人種的・LGBT的な要素が無関係ではないと思うのです。

 英国は女王陛下の国なわけですから、例えて言うと「日本に “天皇陛下” というバンドがあって、でもそのメインボーカルは生粋の日本人ではない」みたいな感じであって、心の奥底で『お前ら、女王陛下を馬鹿にしてるのか?』という感覚を捨て切れない人たちがいる・・・

その一方で、「英国人かインド人かとか、バンド名がどうとか、歌が良ければどうでも良い」「Gがどうとかも関係ない」と考える人が熱狂的に支持してるという構図なんだろうなと。

 

 今から30年前とかは、Gとかそれこそ変態扱いのような偏見を受けていた時代と思いますけど、例えば直近の国内の調査ですと、LGBT層に該当する人は9%前後という数字が出ていて、『自分もそうだと思うけど、世間体を考えてカミングアウトできない』といった方が潜在的にかなりいるんだと、そういう認知が少しずつ広がってきているとは思います。

 でもFreddieの時代は公にするとかは考えられない時代だったし、HIVの治療法も進んでなかった・・・Freddie死亡の前後に感染を公表したMジョンソン(元LAレイカーズ)など、昨年も(共同オーナーである)LAドジャースのユニフォーム着てWシリーズ式典に出て来てたりとか、見る限りは全然お元気そうで、Freddieももう少し時期がずれていたらと残念に思います。

 

 そもそもQueenって、それこそ私が高校生の頃に「どのクラスにも必ず2~3人は熱狂的なQueenのファンがいた」みたいな古くからのバンドで。

 それがメインボーカルの没後から四半世紀を経てなお、これだけの熱狂を巻き起こして、アカデミー賞にまでノミネートされちゃう・・・まさに伝説のバンドですね!

 

ではまた、ご訪問ありがとうございました (^^)/