明けましておめでとうございます!
実は昨年(12月2日)は、社会保険労務士制度が創設されて50周年という節目の年でして、記念切手も発行されています。
私の属する「(愛知県社会保険労務士会)名古屋西支部」の支部長の先生が、忘年会の席で、冗談交じりながら「社労士50周年なんて切手は誰も買わないから、みんなが買ってもらってお客さんにPRしてね!」というようなお話しまであった次第です(^^;
正直、弁護士さんや税理士・会計士さんに比べると少し(?!)地味でマイナーな印象のある社会保険労務士ですが、そもそも自分がなぜ社会保険労務士になったかは、『今の時流において守備範囲がますます広まっていて、その専門性のニーズも更に高まっていく』と感じていたためです。
例えば直近でも、少子高齢化(健康保険財政の悪化、労働市場の人手不足)、働き方改革(長時間労働や65歳定年を更に延長する動きなど)、社会保険の加入対象範囲の拡大の問題、年金の支給開始年齢の先送りや年金財源の将来的な枯渇(GPIFの株式投資比率が高過ぎ。自分で自分の退職金(老後資金)を作り出す必要性)など枚挙にいとまがありません。
そりゃあ・・・「労働保険・社会保険の手続きできます」「給与計算やります」だけで、多くのお客さまを獲得でき、それなりの顧問料を頂戴できれば、商売としては安定するとは思うのですが、(時代のニーズに対応できず)手続き系しかやらない(できない)社労士では、AIの進展などに伴い不要とされる時代が来るようにも思います。
あのAmazonでさえ「破産する可能性はある(ジェフ・ベゾスCEO)」という危機感を持っている訳で、いわんや私のような弱小個人事業主などは、常にアンテナを高めた仕事ができないとすぐ吹っ飛んでしまうものと、気を引き締めているところでございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
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