今日はお客さん方において、「育休復帰支援プラン」作成をお手伝いさせていただきました。

 労働相談員になった頃、「事業主に妊娠を告げたら、正社員からパートに格下げされ」、さらに「(体に負担がかかるので)残業無しにして欲しいとお願いしたら、(事業主の)風当たりが強くなって職場にいられなくなった」といった酷い相談を受けましたが、

特に中小企業さんでは “事業主さんとギクシャクしてしまうと(職場に)残れない” という面がありますので、何のお力にもなれず、それが今でも少しトラウマとして残っています。

 

 今は、みだしの「育休復帰支援プラン」を作成して、円滑な育児休業の取得と復帰を支援する事業主さんに対して、厚労省では手厚い支援も行っていますので、必要に応じてご活用いただき、冒頭のようなことの無い職場環境作りにお役立ていただければと思います。

 特に今年度、厚労省では「育児・介護支援プラン導入支援事業」という事業を立ち上げていて、これをパソナさんに外注し、そこからプランナーを無料で派遣するという事業も行っています。

 『該当者が初めて発生したんだけど、育児介護休業法は難しくて、どのように進めたら良いかような分からない』といったような事業主さんにおきましては、プランナーの派遣をご依頼いただくのもよろしいのではと思います。

 

 さて話しは替わりまして・・・楽しませていただきました、今年の大河「真田丸」も終わってしまいました。

 真田昌幸~幸村を題材としたストーリーは、結局は運に恵まれず立ち行かなくなる顛末が儚く、話しが重くて普段はあまり読まないです。

 大坂の陣などは特に、上(意思決定者)がアンポンタンであれば、下がどれだけ頑張っても報われないという・・・これがとにかく切なくて・・・

 

 演出は好き嫌いあるようには思いましたが、せっかく幸村の名前を使うのであれば、もう少し「真田十勇士」的な演出も入れていただけると嬉しかったな~とは思いました。

 徳川方の影武者や忍者が一枚上手って、ちょっと違うんじゃない?感がありまして ^^;

 

 さてせっかくですので、真田幸村の名言を・・・自分が一番好きなのは↓この名言。

「この信繁、十万石では不忠者にならぬが、一国では不忠者になるとお思いか」

 

 歴史ファンには特段の解説は不要と思いますが、真田丸でもこれ、しっかりと言って欲しかったですねぇ。

 MLBなどのプロスポーツで、高額の年俸を求めて渡り歩く選手ではなく、(お金より)長く同じチームで活躍することを重視する、いわゆる “フランチャイズ・プレイヤー” が、地元ファンから格別に愛される、そういうのに通じるものを感じます。

 自分の意見は悉く採用してもらえず、愛想が尽きる面もあったはずです。なので、例え1万石だったとしても勧誘に応じれば良かったのに~とか・・・既にこれが凡人の発想なのかもですけどね。

 

 記事は年内はおそらくラストとなります。
 よい年をお迎えくださいませ (^^)/